鳴神山の花16
2016.5.16
昨日は、群馬県桐生市郊外の鳴神山(980m)に登りました。鳴神山は双耳峰で、桐生岳(東峰)と仁田山岳(西峰)からなっています。大滝登山口から入り、肩の広場、桐生岳、仁田山岳、椚田峠(くぬぎだとうげ)、大滝登山口と歩きました。
カッコソウで有名な山で、カッコソウは鳴神山しか咲いていない花です。たまたま、ずっと保護して来た方に出会い、お話を聞くことができました。まだ自生のものもあるとのことですが、絶滅が心配され、20年にわたり保護活動をされて来たとのことです。
肩の広場と椚田峠近辺に保護地があり、可愛い花が咲いていました。
カッコソウを見るのが目的でしたが、それ以外に、ルイヨウボタン、ヒメイワカガミ、ヒイラギソウなど、はじめて出会った花があり、嬉しかったです。
2016.5.15、鳴神山にて
カッコソウ、サクラソウ科。
やはり、ピンクの花は人目をひきます。
大滝登山口から肩の広場までの山道に咲いていた花たち。
ルイヨウボタン、メギ科。
カッコウソウが咲いているそばに、咲いていました。葉っぱが牡丹の葉に似ているので、ボタン科かと思ったくらいです。
ユキザサ、ユリ科。
ユキザサも咲いていました。
フモトスミレ、スミレ科。
フモトスミレはわりと遅く咲くスミレなので、ちょうど盛りでした。
他のスミレとしては、ヒトツバエゾスミレも咲くのですが、残念ながら花はもう終わっていました。葉っぱはあちこちにありました。とくに山の名を冠したナルカミスミレ(ヒトツバエゾスミレの白花種)が有名です。
キランソウ、シソ科。
地べたを這っているようなキランソウしか見たことがありませんでしたが、ここのものは、葉っぱが上を向いて伸びていました。
鳴神山頂上付近で見た花。
ヒメイワカガミ、イワウメ科。
イワカガミより花は小型です。関東北部では白色、関東南部以西では赤色とのことで、関東北部のここ鳴神山では、花の色は白でした。赤のはベニバナヒメイワカガミと呼ばれるようです。
スノキ、ツツジ科。
桐生岳頂上に咲いていました。
仁田山岳から椚田峠を経て、大滝登山口までの山道に咲いていた花たち。
大滝登山口から肩の広場までの山道で咲いていた花とは異なっていました。
ヤマブキソウ、ケシ科。
ヤマクワガタ、オオバコ科。
ヒイラギソウ、シソ科。
葉っぱが柊に似ているのでこの名がついたようです。この花も森林伐採や盗掘で個体数を減らしているとのことで、私もはじめて見ました。
ラショウモンカズラ、シソ科。
フタバアオイ、ウマノスズクサ科。
ウラシマソウ、サトイモ科。
ミヤマハコベ、ナデシコ科。
昨日は、群馬県桐生市郊外の鳴神山(980m)に登りました。鳴神山は双耳峰で、桐生岳(東峰)と仁田山岳(西峰)からなっています。大滝登山口から入り、肩の広場、桐生岳、仁田山岳、椚田峠(くぬぎだとうげ)、大滝登山口と歩きました。
カッコソウで有名な山で、カッコソウは鳴神山しか咲いていない花です。たまたま、ずっと保護して来た方に出会い、お話を聞くことができました。まだ自生のものもあるとのことですが、絶滅が心配され、20年にわたり保護活動をされて来たとのことです。
肩の広場と椚田峠近辺に保護地があり、可愛い花が咲いていました。
カッコソウを見るのが目的でしたが、それ以外に、ルイヨウボタン、ヒメイワカガミ、ヒイラギソウなど、はじめて出会った花があり、嬉しかったです。
2016.5.15、鳴神山にて
カッコソウ、サクラソウ科。
やはり、ピンクの花は人目をひきます。
大滝登山口から肩の広場までの山道に咲いていた花たち。
ルイヨウボタン、メギ科。
カッコウソウが咲いているそばに、咲いていました。葉っぱが牡丹の葉に似ているので、ボタン科かと思ったくらいです。
ユキザサ、ユリ科。
ユキザサも咲いていました。
フモトスミレ、スミレ科。
フモトスミレはわりと遅く咲くスミレなので、ちょうど盛りでした。
他のスミレとしては、ヒトツバエゾスミレも咲くのですが、残念ながら花はもう終わっていました。葉っぱはあちこちにありました。とくに山の名を冠したナルカミスミレ(ヒトツバエゾスミレの白花種)が有名です。
キランソウ、シソ科。
地べたを這っているようなキランソウしか見たことがありませんでしたが、ここのものは、葉っぱが上を向いて伸びていました。
鳴神山頂上付近で見た花。
ヒメイワカガミ、イワウメ科。
イワカガミより花は小型です。関東北部では白色、関東南部以西では赤色とのことで、関東北部のここ鳴神山では、花の色は白でした。赤のはベニバナヒメイワカガミと呼ばれるようです。
スノキ、ツツジ科。
桐生岳頂上に咲いていました。
仁田山岳から椚田峠を経て、大滝登山口までの山道に咲いていた花たち。
大滝登山口から肩の広場までの山道で咲いていた花とは異なっていました。
ヤマブキソウ、ケシ科。
ヤマクワガタ、オオバコ科。
ヒイラギソウ、シソ科。
葉っぱが柊に似ているのでこの名がついたようです。この花も森林伐採や盗掘で個体数を減らしているとのことで、私もはじめて見ました。
ラショウモンカズラ、シソ科。
フタバアオイ、ウマノスズクサ科。
ウラシマソウ、サトイモ科。
ミヤマハコベ、ナデシコ科。
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